今回は那須烏山市の地域食堂「もぐもぐ食堂」さんの見学に行ってきました!
11月7日、同市内落合地区のさつまいも掘りのイベントに出動されていた時にお邪魔させていただきました。
その時の様子をお届けします!
「ワンチーム落合」主催のさつまいも掘りは
那須烏山市落合公民館近くのおしゃべり農園で10:00~12:00、
1世帯300円(落合地域外の世帯は500円)で参加することができました。
当日参加も可能でした。
今回は未就学~中学生までの24名の子どもとその親御さんが参加していました!
落合地区以外のご家庭の方も多くいらっしゃいました。
もぐもぐ食堂はNPO法人野うさぎくらぶが運営しています。
放課後児童クラブの管理運営や子育て応援の視点からのまちづくり授業などを行っている団体です。
もぐもぐ食堂の開設は学童のおやつの時間にキッチンカーに来てもらったことがきっかけ。
代表の矢口さんの「誰かと食べる美味しさが食欲を高める。孤独の見直しをしたい。」
という想いで2021年4月に地域食堂の活動を始められました。
もぐもぐ食堂さんの特徴はなんと言ってもキッチンカー!!
固定の場所を持たず、いろいろな場所に出動しているのです☆
キッチンカーには冷蔵庫、換気扇、ガス、水道など料理に必要なものはすべて揃っています!!
キッチンカースタイルにした理由は、「誰でも人の目を気にせず来てもらうため」
子ども食堂に行く=貧しい子という印象の方がいらっしゃるかもしれない。
那須烏山の地域的に住民が少ないからこそ人が集まると目立ってしまう…
とボランティアさんは感じていました。
それならば、自分たちが出向けばいいのではないか☆!と考えたそうです。
「多くの子ども食堂は時間と場所が決まっているかもしれませんが、色々なパターンがあってもいいと思っています。
こちらから会いに行くスタイルのこども食堂もありだと思っています。」とお話してくださいました。
新たなスタイルのこども食堂を知り、こども食堂の活動の幅の広さを感じました。
今回はフランクフルトと揚げ餃子100食を無料で提供していました!
さつまいも掘りの後に子どもたちや地域の方々が食べに来て、幸せそうな顔が見られました(^^♪
他にもさつまいもご飯や豚汁、バザー、朝市など、このイベントにはワンチーム落合を筆頭にいろんなところが協力し合って、一つのイベントが開催されていました。
主催者の方は「少子化の落合地区にも久しぶりに子どもたちのにぎやかな笑い声が響き渡り嬉しいです。」とお話してくださいました。
私もお祭りの屋台に行ったような気分を味わうことができました。
もぐもぐ食堂さんは今までに地域のイベントに呼ばれて出動したり、
「こもれびマーケット」に出動したりしています。
緊急事態宣言中で活動が思う様に出来なかった時には、「秋の味覚試食会」として
普段食べる機会の少ないブドウの無料配布を行うなどされていました。
固定の場所を持たないため、活動のかたちは様々です。
提供するものはその時寄付でいただいたものが多く、
野菜の寄付があったときは揚げナスや揚げズッキーニを提供されたそうです。
どこででも臨機応変に活動できるもぐもぐ食堂さんのスタイルは、より広い地域で愛される存在になると感じました。
また、皆で地域を盛り上げていく、地域(こども)食堂の活動は町おこしの一つであると感じられました☆
(記事作成者 酒井珠寿)
もぐもぐ食堂
開催日時 不定期(お知らせは facebook「NPO 法人野うさぎくらぶ」で発信)
参加費 都度ご案内
予約 下記の連絡先にお問い合わせください
連絡先 Tel: 0287-83-8308 (代表:矢口)
Mail: nousagi@bz03.plala.or.jp