今年度、2回目の栃木県内こども食堂情報交換会!
これまでは午前中の開催でしたが、今回は夜に開催しました。
忙しいこども食堂運営者の皆さんにとって、いつが参加しやすいか?サポートセンターも試行錯誤です。
コロナ禍でもこども食堂を継続して運営されている方、こども食堂をこれから始めたいと思っている方、
支援したい団体・企業様など、多くの方にご参加いただきました。
今回も会場だけでなく、ZOOmでのオンライン参加の方もあり、栃木市など遠方からもご参加いただきました。
前半はこども食堂の運営には欠かせない、ボランティアコーディネーションについて学ぶ勉強会を行いました。
協働による地域づくりの分野でご活躍の一般社団法人とちぎ市民協働研究会 専務理事・事務局長で、
ボランティアコーディネーション力検定1級の資格を持つ土崎雄祐氏をお招きし、
『ボランティアが参加する意義とは?』
『ボランティアとどう活動を作り上げていくの?』といったお話をいただきました。
なぜボランティアが必要なのか、受け入れる際の方針はどうするか、などを事前に決めておくことが実は重要!!
また、ボランティアそれぞれに参加している理由・目的が違うということを認識することは、
継続的に参加してもらうポイントだと教えてくださいました。
質疑応答では、
「どのようにボランティアを集めたらいいの?」「ボランティアの方とコミュニケーションを円滑にする秘訣は?」などの質問に、
具体例を交えてお答えいただきました。
ボランティアをしたい人と、ボランティアを受け入れる側、双方が子どもたちの為に気持ちよく協力し合い、
より円滑な活動につながるといいな~と思います☆
後半は会場2、ZOOm1の3つのグループに分かれ、
こども食堂の近況、運営で困っていること、開設に向けてのアイデアなど情報交換を行いました。
こども食堂に協力したい人が多い地域では、そのコーディネートが難しいという声もあり、運営者同士だからこそ相談し合える時間になりました。
反対に、「どうしたら若者のボランティアが集まるのか?」と困っていた運営者の方も、
「今ボランティアをしてくれている方の家族や親戚を紹介してもらった」と他のこども食堂からアイデアをもらっていました☆
その他、活動に必要な資金集めや広報の方法など、
どのグループも話が尽きず、和気あいあいと共感したり、アイデアを出しあったりしました。
なかなかこども食堂の運営している方同士でお話する機会が少ないと思うので、
お互いに刺激を受け、充実した時間を過ごせたのではないかと思います!
さいごに、こども食堂サポートセンター・とちぎでは、
定期的にこうした情報交換会を開催したり、開設や運営の個別相談を随時行っています。
新しくこども食堂を始めたいと考えている方は、お気軽にご連絡ください☆
また、「栃木県内こども食堂見学隊」のブログにて、県内のこども食堂の見学・インタビュー記事を掲載しています。
県内のこども食堂の多様なスタイルをぜひご覧ください!
開設・運営のヒントになると嬉しいです。