こども食堂サポートセンター・とちぎでは、県内のこども食堂がそれぞれに、
子どもたちや利用する人、関わる人たちにとってより良いものになることを願い、
定期的に情報交換会を開催しています。
今年度は、各回前半を勉強会とし、講師の方をお招きして様々な視点から
お話をしていただいています。
今年度第2回目となる今回は、東京からこども食堂ネットワーク事務局の釜池雄高さん
にお越し頂きました。こども食堂ネットワークには、東京を中心に全国約380軒の
こども食堂が参加をしています。
全国各地のこども食堂を見てきた釜池さんに、こども食堂の現状と先進的な取り組みに
ついて紹介していただきました。学校内で朝食を提供するこども食堂、企業と連携する
こども食堂など、一つのやり方にこだわらず、様々な方法で子どもたちへ食や体験を
届けている県外の団体の様子を知ることは、とても新鮮で、貴重なお話でした。
また、今回の情報交換会には、開設を検討中の方もご参加いただいており、
どういう形で始めたらいいか、迷われている方にとってはヒントになるお話でした。
後半は、2つのグループに分かれて、情報交換や悩み、課題についてそれぞれに
話し合っていただきました。今回は7軒の県内こども食堂運営団体さんが参加をして
下さいました。これから開設を検討されている方は、実際に運営している方の思いや
情報発信の仕方の工夫などを聞くことができ、どちらのグループも活発な話し合い
となりました。釜池さんにも、グループに入っていただき、色々な工夫をされている
事例を紹介いただくだけでなく、栃木のこども食堂について知っていただくことも
出来ました。釜池さんは、「皆さんとお話出来る事を楽しみにしてきました。
東京都心と地方のこども食堂の課題の違いを感じました。」と仰っておりました。
第3回目の情報交換会は、来年2月を予定しています。
興味のある方は是非、次の機会にご参加ください。